VITAは、無料動画編集アプリながら高機能で出来ることが多いので、使い方が分からないという人もいると思います。
なので!この記事では、動画編集アプリVITAの使い方や動画の作り方を解説します。
動画編集アプリ「VITA」とは?
VITAとは、Snow Corporationが開発した動画編集アプリです。人気急上昇中で全世界2000万ダウンロードを突破しています。
Snow Corporationは、「SNOW」や「B612」などの有名アプリを開発した会社としても有名です。
VITAは、動画編集アプリの中でも数少ない完全無料で全機能を使うことができるアプリです。
また、登録不要でアプリの透かしロゴも設定から消すことができます。
- 登録不要・完全無料
- 高機能
- ロゴを消せる
- 商用利用できる(注意点あり)
商用利用についての詳しいことは下記参考記事をご覧ください。
VITA:文字を消す方法(ロゴ・VITAマーク)
VITAを開いたら右上の『設定』を押して「VITAマーク」をオフにしてください。
これをしないと、書き出し保存した時に動画の右上にVITAのロゴマークが入ってしまいます。
VITAの文字を消したい場合はオフにしましょう。
動画編集初心者なら絶対覚えておいた方がいい機能
VITAの使い方の前に、ほぼすべての動画編集アプリに共通する機能があるので紹介しておきます。
- 素材の選択
- 「長押し」によるレイヤー・クリップの移動
- タイムラインなどの拡大・縮小
- 「1つ戻る」
- お気に入り登録
実際に1つずつ解説していきます。
すべての機能を知っているという方は、VITAの使い方まで飛ばしてください。
素材の選択
素材(動画・画像・音楽・音声)などを編集する時は、素材を押して選択しましょう。
下のツールバーが、その素材を編集するモードに変更されます。
最初の編集ツールに戻りたい時は、左下の『<』か余白を押して戻りましょう。
エフェクトなどは、最初の編集ツールしか編集ができないので注意してください。
「長押し」によるレイヤー・クリップの移動
動画・画像に限らず『長押し』することで、場所の入れ替えや移動をすることができます。
入れた素材を「レイヤー」や「クリップ」という言い方をします。
タイムラインなどの拡大・縮小
タイムラインの「拡大・縮小」することで、細かい編集ができるようになります。
拡大・縮小のやり方は『二本指で開いたり閉じたり』する動きをしましょう。
この動作を「ピンチイン・ピンチアウト」といって、文字やステッカーのサイズを変更する時にも使えます。
また、VITAにはタイムラインを縦に広げてレイヤー・クリップを見れる便利機能もあります。
「1つ戻る」
動画編集時に操作を間違えることがあると思います。
そういう場合は、『1つ戻る』を押して1つ前に戻りましょう。
一度でもプロジェクトを閉じると、そこで保存されて「1つ戻る」ことができなくなるので注意してください。
お気に入り登録
好きなフォントやエフェクトを見つけて、何度も使いたい場合「お気に入り登録」しておくと探す手間が省けます。
やり方は、お気に入り登録したいものを『長押し』すれば保存できます。
VITAの場合は、「MY」という項目に保存したものが表示されます。
解除する時も同様に「長押し」して解除しましょう。
動画編集アプリVITAの使い方・動画の作り方(基本編)
実際に動画編集アプリVITAの使い方を解説していきます。
プロジェクトの作成
VITAを開いたら『+新しい動画』を押します。
好きな動画・画像を選択し『→』を押してプロジェクトを作成します。
動画・画像は複数選択することも可能です。
画面比率の変え方(YouTube・Tiktokなど)
プロジェクトを開いたら『比率』を押します。
好きな比率に変更して右下にあるチェックマークを押します。
動画・画像を分割(カット)する方法
動画・画像を選択して、白い縦線をカットしたい場所に移動し『分割』を押します。
動画・画像の表示時間を調整する方法
「分割」を使って調整しても良いのですが、効率のいい方法があるので紹介します。
動画・画像を選択して『端』を押しながら移動しましょう。
他にも、白い縦線をのところまで一瞬で調整できる『ここから・ここまで』という機能もあります。
トランジションの入れ方
トランジションとは、場面転換のことで場面を切り替える時に使われるアニメーションです。
動画・画像の繫ぎ目の『I』を押して好きなトランジションを選択したら右下にあるチェックマークを押します。
スライドで時間を調整することもできます。
トランジションを追加すると繫ぎ目が『∞』みたいなマークに変わります。
「全てに適用」を押すと全ての繫ぎ目が選択したトランジションに変更されます。
コピー・削除の仕方
コピーしたい場合は、素材を選択して『複製』を押します。
削除したい場合は、素材を選択して『削除』を押します。
文字の入れ方
『テキスト』を押して好きな文字を入力したら右端にあるチェックマークを押します。
文字フォントの変え方
文字を選択して『編集→フォント→日本語』の順で押します。
好きなフォントを選択するとその場で変更されます。
ちなみに、文字を入力したタイミングでも変えることができます。
文字の色を変える方法
文字を選択して『編集→スタイル』の順で押します。
「テキスト→カラー」の項目で色を変更することができます。
他にも、「グラデーション」や「写真」を押せば特別な色にすることができます。
文字を縦書きにしたり枠線・影・背景などを入れる方法
文字を選択して『編集→スタイル』の順で押します。
- 「そろえる」→文字を縦書きや中央揃えなどにする
- 「枠線」→文字に枠線を追加できる
- 「シャドウ」→文字に影を追加できる
- 「背景色」→文字に背景を追加できる
音楽・BGMの入れ方
『オーディオ→音楽』の順で押します。
音楽を選択すると聞くことができるので、好きな曲を選びましょう。
決めたら右端にある「+」を押して追加します。
効果音の入れ方
『オーディオ→効果音』の順で押します。
効果音を選択すると聞くことができるので、好きな効果音を選びましょう。
決めたら右端にある「+」を押して追加します。
音量調整のやり方
音楽・効果音を選択して『サウンド』を押します。
バーをスライドで調整して右下にあるチェックマークを押します。
フェードイン・フェードアウトのやり方
音楽・効果音を選択して『フェード』を押します。
フェードインしたい場合は「フェードイン」のバーをスライドして調整しましょう。
フェードアウトしたい場合は「フェードアウト」のバーをスライドして調整しましょう。
調整出来たら右下にあるチェックマークを押します。
音声の入れ方(アフレコ・ナレーション)
『オーディオ→録音』の順で押します。
録音ボタンを押すと録音が開始されるので、アフレコ・ナレーションを入れましょう。
入れ終わったら「□」を押して録音を止め、右下にあるチェックマークを押します。
やり直したい場合は、もう一度押してリセットします。
音声加工の仕方(ボイスチェンジャー)
入れた音声を選択し『音声加工』を押します。
好きな加工を選択したら右下にあるチェックマークを押します。
動画・画像を重ねる方法(PiP)
『PiP』を押して好きな動画・画像を選択すると追加できます。
解像度(4Kなど)やフレームレートの変更の仕方
解像度(4Kなど)やフレームレートを変更したい場合は、右上にある『1080p』を押しましょう。
解像度・フレームレートを上げるとファイルサイズも大きくなります。
フレームレートは、数値が高くなるほど動きが滑らかになります。
例えるなら、同じシーンを30枚で構成したパラパラ漫画と60枚で構成したパラパラ漫画では、60枚の方が描写が多い分滑らかに見えるということです。
一般的な編集であれば30fpsのままでも問題ありません。
書き出し保存の仕方(エクスポート)
編集が終わって書き出し保存したい場合は、右上にある『書き出し』を押します。
ビデオ保存中が100%になれば書き出し完了です。
右上の「完了」を押せばプロジェクト選択画面に戻ります。
保存した動画を確認して編集ミスなどがあれば、プロジェクトを開きなおし修正しましょう。
注意点としては、プロジェクトに使った動画・画像などの素材を削除すると開けなくなる可能性があります。
基本的な使い方は以上になります。お疲れ様でした。
動画編集アプリ「VITA」:まとめ
この記事では、動画編集アプリ「VITA」の基本的な使い方を解説しました。
- モザイクを入れる
- キーフレームで追従
- エフェクトの追加
- アニメーションの追加
- フィルターをかける
- クロマキー合成・人物切り抜き
などなど、高機能で出来ることが多く使いこなせればプロ並みの編集も可能です。