VLLO(ブロ)には、トラッキングという指定した対象を自動追従できる機能があります。
このトラッキング機能を使えば、ステッカーなどを人物の顔に自動追従させて顔隠しすることも可能です。
この記事では、トラッキングを使ったモザイクやステッカーなどの追従のやり方を解説します。
VLLO:トラッキングとは?どこにある?
トラッキングとは…「追跡」や「追尾」などを意味します。
VLLOの場合、対象を指定してスタンプやテキストを自動追従することができます。
トラッキングは、テキスト・ステッカー・モザイクなどを選択すると使えるようになります。
トラッキングがないけどなんで?
トラッキングは、現状ios(iPhone/iPad)でしか使えない機能となっています。
もしかしたら今後、android側でも使えるようになるかもしれません。
androidで追従させたい場合は、部分設定を使いましょう。
VLLO:トラッキングの使い方
下記動画のように、トラッキング機能を使えば簡単にモザイク・ステッカーを追従ができます。
- 動画を読み込む
- モザイク・ステッカーを追加する
- 追加したモザイク・ステッカーのサイズ・位置・時間を調整する
- トラッキングを押して人物の顔に合わせる
トラッキングの大まかな使い方は上記の通りです。
実際に詳しい使い方を画像付きで解説していきます。
モザイク・ステッカーを追加する
モザイクを例に解説しますが、PIPで入れた画像やステッカーでもやり方は同じです。
プロジェクトを開いたら『効果→モザイク』の順で押します。
好きなモザイクの種類を選択して右端にあるチェックマークを押します。
これでモザイクの追加ができました。
追加したモザイクのサイズ・位置・時間を調整する
追加したモザイクを選択して二本指で縮小拡大し『サイズ』を調整します。
追加したモザイクを選択したまま、押しながら移動して『位置』を合わせましょう。
次に、モザイクをかけておきたい『時間』まで端をスライドさせて調整します。
トラッキングを押して調整する
調整したモザイクを選択して『トラッキング』を押します。
モザイクをかけたい場所が、しっかり赤枠で囲われていれば大丈夫です。
『トラッキングする』を押します。
処理が始まるので少し待ちましょう。100%になればトラッキング完了となります。
やり直したい場合は、左下にある「再試行」を押して調整をリセットしてください。
顔だけではなく手に合わせたり、別の体の一部分に追従することもできます。
また、トラッキングは複数追加することも可能です。
文字や動物でもトラッキングできる
上記のやり方で、文字や動物でもトラッキングすることができます。
動きが速い犬にも結構綺麗に追従してくれるので、昔に比べトラッキングの精度が上がっているのかもしれません。
文字の入れ方は下記参考記事をご覧ください。
トラッキングがうまくできない時の対処法
トラッキングがうまくできない時の対処法を解説します。
トラッキングが失敗する原因は主に、追従する対象の動きが速くて複雑や、トラッキングの調整がうまくできてないなどが考えられます。
追従する対象の動きに関しては、動画撮影時の問題なので撮影中は極力激しい動きをしないようにしてください。
トラッキングの調整に関しては、トラッキングの円を横長や縦長に変更してみたり、範囲を少し大きめに設定してみてください。
範囲を小さくしてしまうと動きを認識できず追従しなくなることがあります。
VLLO:トラッキングまとめ
- トラッキングは自動追従するための機能
- トラッキングはandroidでは現状使えない
- モザイク・ステッカー・テキスト・PIPなどで使える
- 動物なども追従できる
- トラッキングがうまくいかない時は範囲を拡大したりする
この記事では、トラッキングによる顔隠しのやり方を解説しました。
トラッキングを使えば自動で追従ができ便利ですが、完璧な追従は難しいです。
もし、完璧な追従を求めるのであれば「部分設定」機能を使って細かく設定しましょう。