VLLO(ブロ)は、無料でも使える動画編集アプリながら高機能で出来ることが多く、使い方が分からないという方もいると思います。
なので!この記事では、動画編集アプリVLLO(ブロ)の基本的な使い方や動画の作り方を解説します。
動画編集アプリ「VLLO-ブロ」とは?
VLLOとは、vimosoftが開発した動画編集アプリです。
無料でほとんどの機能を使えることができ、書き出し保存する際にロゴが動画内に入りません。
一部課金要素はありますが、他の動画編集アプリより比較的値段が安く初心者から上級者まで気軽に使えます。
ios | android | |
週額 | 250 | 250円 |
月額 | 500 | 550円 |
年額 | 1500 | 1190円 |
買い切り | 4800円 | 3240円 |
- 登録不要・無料(一部課金)
- 高機能
- 値段が安い
- ロゴが無い(ウォーターマーク・透かし)
- 商用利用できる(注意点あり)
動画編集初心者なら絶対覚えておいた方がいい機能
VLLOの使い方の前に、ほぼすべての動画編集アプリに共通する機能があるので紹介しておきます。
- 素材の選択
- 「長押し」によるレイヤー・クリップの移動
- タイムラインなどの拡大・縮小
- 「1つ戻る」
- お気に入り登録
実際に1つずつ解説していきます。
すべての機能を知っているという方は、VLLOの使い方まで飛ばしてください。
素材の選択
素材(動画・画像・音楽・音声)などを編集する時は、素材を押して選択しましょう。
下のツールバーが、その素材を編集するモードに変更されます。
最初の編集ツールに戻りたい時は、下にある『完了』か余白を押して戻りましょう。
「長押し」によるレイヤー・クリップの移動
動画・画像に限らず『長押し』することで、場所の入れ替えや移動をすることができます。
入れた素材を「レイヤー」や「クリップ」という言い方をします。
VLLOの場合、音楽や効果音は『↔』を押しながら移動することで位置を調整できます。
タイムラインなどの拡大・縮小
タイムラインの「拡大・縮小」することで、細かい編集ができるようになります。
拡大・縮小のやり方は『二本指で開いたり閉じたり』する動きをしましょう。
この動作を「ピンチイン・ピンチアウト」といって、文字やステッカーのサイズを変更する時にも使えます。
「1つ戻る」
動画編集時に操作を間違えることがあると思います。
そういう場合は、『1つ戻る』を押して1つ前に戻りましょう。
一度でもプロジェクトを閉じると、そこで保存されて「1つ戻る」ことができなくなるので注意してください。
お気に入り登録
好きなフォントやエフェクトを見つけて、何度も使いたい場合「お気に入り登録」しておくと探す手間が省けます。
やり方は、お気に入り登録したいものを『長押し』すれば保存できます。
解除する時も同様に「長押し」してブックマークを削除しましょう。
動画編集アプリVLLOの使い方・動画の作り方(基本編)
実際に動画編集アプリVLLOの使い方を解説していきます。
プロジェクトの作成のやり方
VLLOを開いたら『+新しい動画』を押します。
好きな動画・画像を選択し『→』を押してプロジェクトを作成します。
動画・画像は複数選択することも可能です。
次に、プロジェクトタイトルと画面比率を変更して『プロジェクト作成』を押します。
これで、プロジェクトの作成ができました。
動画・画像を分割(カット)する方法
動画・画像を選択して、赤い縦線をカットしたい場所に移動し『分割』を押します。
動画・画像の表示時間を調整する方法
「分割」を使って調整しても良いのですが、効率のいい方法があるので紹介します。
動画・画像を選択して『端』を押しながら移動しましょう。
他にも、赤い縦線をのところまで一瞬で調整できる『ここから・ここまで』という機能もあります。
トランジションの入れ方
トランジションとは、場面転換のことで場面を切り替える時に使われるアニメーションです。
動画・画像の繫ぎ目の『●』を押して好きなトランジションを選択したら、下にある「完了」を押します。
※動画・画像が選択されていたら表示されないので、下にある「完了」を押して一旦選択を外しましょう。
トランジションを追加すると繫ぎ目が『◎』マークに変わります。
また、項目の「ベーシック」にあるトランジションは、上のバーをスライドさせて時間を調整することができます。
コピー・削除の仕方
コピーしたい場合は、素材を選択して『複製』を押します。
削除したい場合は、素材を選択して『削除』を押します。
文字の入れ方
『テキスト→テキスト+』の順で押して項目の「ベーシック」を選択します。
左上の「Text here」を押して右下にあるチェックマークを押します。
文字を選択して『編集』を押すと好きな文字を入れることができます。
好きな文字を入れたら右端にあるチェックマークを押します。
ちなみに、画面の「Text here」をダブルタップするとその場で文字を入れることができます。
また、文字のサイズ変更は「フォントサイズ」からすることができます。
文字フォントの変え方
文字を選択して『フォント』を押します。
好きなフォントを選択するとその場で変更されるので、使いたいフォントが決まったら下の「完了」を押します。
※初めて使うフォントは2回押しましょう。1回目はダウンロードになります。
日本語フォントだけを見たい場合は、項目の「日本語対応フォント」を押しましょう。
文字の色を変える方法
文字を選択して『書式』を押します。
「文字色→色」の項目で色を変更することができます。
他にも、「グラデーション」や「パターン」を押せば特別な色にすることができます。
文字に枠線・影・背景などを入れる方法
文字を選択して『書式』を押します。
- 「枠線」→文字に枠線を追加できる
- 「バックグラウンド」→文字に背景を追加できる
- 「シャドー」→文字に影を追加できる
- 「間隔」→文字間隔を調整できる
音楽の入れ方
『オーディオ→BGM』の順で押します。
音楽を選択すると聞くことができるので、好きな曲を選びましょう。
決めたら右下にあるチェックマークを押して追加します。
効果音の入れ方
『オーディオ→効果音』の順で押します。
効果音を選択すると聞くことができるので、好きな効果音を選びましょう。
決めたら右下にあるチェックマークを押して追加します。
音量調整のやり方
音楽・効果音を選択して『音量』を押します。
バーをスライドで調整して下にある「完了」を押します。
フェードイン・フェードアウトのやり方
音楽・効果音を選択して『フェード』を押します。
フェードインしたい場合は「フェード→開始」から、バーをスライドして調整しましょう。
フェードアウトしたい場合は「フェード→終了」から、バーをスライドして調整しましょう。
調整出来たら下にある「完了」を押します。
音声の入れ方(アフレコ・ナレーション)
『オーディオ→音声の録音』の順で押します。
録音ボタンを押すと録音が開始されるので、アフレコ・ナレーションを入れましょう。
入れ終わったら「□」を押して録音を止め、右下にあるチェックマークを押します。
やり直したい場合は、削除を押してもう一度録音しましょう。
音声加工の仕方(ボイスチェンジャー)
エコーなどをかけたい場合は、録音した音声を選択して『エコー&リバーブ』を押します。
音声を機械音などに加工したい場合は、録音した音声を選択して『オーディオ効果』を押します。
好きなものを選択したら下にある「完了」を押します。
「エコー&リバーブ」や「オーディオ効果」も、バーで強弱を調整することができます。
動画・画像を重ねる方法(PiP)
『PiP』を押して「画像・GIF・動画」のどれかを選択しましょう。
好きな「画像・GIF・動画」を押すと追加することができます。
※動画は課金しないと重ねることができません。
解像度(4Kなど)やフレームレートの変更の仕方
解像度(4Kなど)やフレームレートを変更したい場合は、右上にある『抽出する』を押します。
動画として書き出す場合は「動画」を、GIFとして書き出す場合は「GIF」を選択します。
解像度・フレームレートを上げるとファイルサイズも大きくなります。
フレームレートは、数値が高くなるほど動きが滑らかになります。
例えるなら、同じシーンを30枚で構成したパラパラ漫画と60枚で構成したパラパラ漫画では、60枚の方が描写が多い分滑らかに見えるということです。
一般的な編集であれば30fpsのままでも問題ありません。
書き出し保存の仕方(エクスポート)
編集が終わって書き出し保存したい場合は、『抽出する』を押します。
動画として書き出す場合は「動画」を、GIFとして書き出す場合は「GIF」を選択します。
右上の「ホーム」を押せばプロジェクト選択画面に戻ります。
保存した動画を確認して編集ミスなどがあれば、プロジェクトを開きなおし修正しましょう。
注意点としては、プロジェクトに使った動画・画像などの素材を削除すると開けなくなる可能性があります。
基本的な使い方は以上になります。お疲れ様でした。
動画編集アプリ「VLLO-ブロ」:まとめ
この記事では、動画編集アプリ「VLLO」の基本的な使い方を解説しました。
- モザイクを入れる
- キーフレームで追従
- エフェクトの追加
- アニメーションの追加
- フィルターをかける
- クロマキー合成・人物切り抜き
- 倍速・スロー(部分的な速度変更)
などなど、高機能で出来ることが多いです。ですが、使いこなせればプロ並みの編集もできます。
文字の詳しい編集は下記参考記事をご覧ください。
トラッキングによる自動追従のやり方は下記参考記事をご覧ください。