CapCut(キャップカット)は動画編集アプリなのでカットは勿論のこと、トランジションも種類が豊富です。
この記事では、CapCutの分割(カット)の仕方とトランジションの入れ方を画像付きで分かりやすく解説していきます。
CapCut:分割(カット)の仕方
まずは「カット」の仕方から解説します。
追加した動画や写真を選択して白い縦線をカットしたい場所に合わせましょう。
カットしたい素材を選択すると編集モードに変わり、左下に『分割』が出てくるので押します。
これでカットすることができます。
素材を選択しないと下のメニューが編集モードに変わらないので注意してください。
分割(カット)を戻す方法
間違ってカットした場合に、繫ぎ目を結合して戻す方法を解説します。
右端にある『ひとつ戻る』を押すことで戻ることができます。
※一回でも編集画面を閉じてしまうと、その時点で編集が保存されてしまうので戻れなくなります。
この『ひとつ戻る』という機能は、あくまで編集をひとつ戻るためのものです。
カットした後に色々な編集をしてしまうと、何度も戻すことになるので注意してください。
間違ったと思ったらすぐ押しましょう。
カットした後に時間(長さ)を調整する方法
カットした動画や写真の長さを調整する方法を解説します。
時間を調整したい素材を選択して端の白い部分を押しながらスライドさせることで調整ができます。
長くしたい場合は右にスライドしてください。
逆に短くしたい場合は左にスライドしてください。
素材の時間が知りたい時は、素材を選択して左端を見ましょう。
下記画像であれば、『4.0s』と表示されているので4秒間表示されるということになります。
動画や写真を細かくカットする方法
動画や写真を更に細かくカットする方法を解説します。
何も選択していない状態で編集画面を二本指で拡大します。
そうすると素材が拡大表示されるので、1秒以下でも細かくカットすることができるようになります。
CapCut:音楽(楽曲)のカットの仕方
音楽のカットの仕方を解説します。
追加した音楽を選択して白い縦線をカットしたい位置に移動し『分割』を押します。
これでカットすることができます。
カットできたら必要の無い部分を選択して削除します。
カットした音楽を移動したい場合は、長押ししながら移動させましょう。
音楽の入れ方が知りたい方は下記参考記事をご覧ください。
音楽をカットする時の注意点(ノイズなど)
音楽をカットする時の注意点を解説します。
音楽をカットするなら、編集画面を二本指で限界まで拡大しましょう。
理由は、音楽の波形の小さい場所をカットするためです。
波形の大きな場所でカットしてしまうとノイズがのりやすくなります。
波形が小さい場所は、大きな音が入っていない場所でもあるのでカットしても比較的自然になります。
音楽をカットしたらフェードイン・フェードアウトを使う
動画の始まりで音楽をカットしたら、急に音楽が始まることになります。
動画の終わりで音楽をカットしたら、急に音楽が途切れることになります。
これらの問題を解消するには『フェードイン・フェードアウト』を使います。
音楽を選択して『フェード』を押します。
音楽の音量を徐々に上げたい場合は、フェードインの時間を調整して急に音楽が鳴りださないようにしましょう。
調整ができたら右下にあるチェックマークを押します。
音楽の音量を徐々に下げたい場合は、フェードアウトの時間を調整して急に音楽が途切れないようにしましょう。
調整ができたら右下にあるチェックマークを押します。
最後は、動画と音楽の長さを合わせて完成です。
トランジションとは?
トランジションとは、画面を切り替える効果(エフェクト)のことを言います。
英語表記でtransition…「移行」「移り変わり」という意味です。
動画は、一本の動画又は複数の動画をカットしたり繋ぎ合わせたりして作られています。
動画と動画の繫ぎ目を自然に見せたり派手に見せたりすることができ、動画制作に必須と言っても過言ではないほど重要な機能です。
CapCut:トランジション(画面転換・画面切り替え)の出し方
『トランジション』の入れ方と編集の仕方を解説します。
動画や写真が選択されている状態であれば、左下にある「<」を押して選択外します。
※余白部分を押しても選択は外せます。
選択が外れると、カットした繫ぎ目に「I」のようなマークが出るので押します。
この画面でトランジションを編集することができます。
トランジションは、シンプルなものから映画風やアニメ風のものまで全部で100種類以上あります。
- 基礎
- カメラ
- ソーシャルメディア
- MG
- スライド
- エフェクト
- マスク
トランジションが出てこないのは、そもそもカットしてないか素材が選択されていて見えなくなっているかのどちらかです。
表示されているけど反応が無いという時は、一旦アプリを再起動してみてください。
トランジションの入れ方と長さの変え方
追加したいトランジションを選択すると、その場で画面が切り替わる瞬間を見れます。
なので、余計な手間なく自分に合ったものを選びやすいです。
下のバーをスライドさせることでトランジションの秒数を調整することもできます。
調整が終わったら右下にあるチェックマークを押します。
「基礎」の隣にある「禁止マーク」は、選択しているトランジションを消すことができます。
トランジションを追加すると「I」マークが「∞」マークに変わります。
トランジションがずれる場合は、秒数を調整し何回も確認して合わせましょう。
トランジションを一括で変更する方法
次に、一括でトランジションを変更する方法を解説します。
トランジションを選択して時間を調整したら、左下にある『すべてに適用』を押します。
そうすることで、カットしたり追加した動画の繫ぎ目がすべて変更されます。
CapCut:分割(カット)&トランジションまとめ
動画編集において、カットとトランジションは必須級のものになっています。
動画のカットは初歩的な技術ですが、動画の不要なところを削除して見やすさを向上させたりすることができます。
例えばカットの場合、話しの中で使う『えー、そのー、まあー』のような無くてもいい部分をカットすることによってテンポをよくしたりできます。
有名YouTuberや動画編集者の中には、0.1秒単位で不要なところを削除してテンポを良くしたりする方もいるそうです。
トランジションの場合は、『オープニング→本編→エンディング』のように画面の切り替えをしたりできます。
また、ゲームのキル集やアニメのMADなど画面転換を多く行う編集にも向いています。