CapCut(キャップカット)を使えばスマホで簡単にエンドロールを作ることができます。
この記事では、無料動画編集アプリのCapcutを使ったエンドロールの作り方を解説します。
CapCut:エンドロールの作り方
CapCutを開いて『新しいプロジェクト→動画をストック』から黒背景を選択して右下にある追加を押します。
編集画面に移動したら『テキスト→テキストを追加』から文字を入力します。
文字の追加ができたら、アニメーションを入れます。
追加した文字を選択して『アニメーション』を押します。
『アニメーション→ループ→スクロール(右)』を選択します。
このままだとスクロールする速度が速いので、下のバーをスライドさせて低速にします。
これでエンドロールの完成です。
文字の詳しい入れ方は下記参考記事をご覧ください。
作成したエンドロールをコピーして増やす
アニメーションを追加した文字を選択して『コピー』を押します。
コピーで増やした文字を長押ししながら横に少しずらします。
コピーした方の文字を選択して文字を変更します。
これで二つ目ができます。
更にエンドロールの文字を増やしたい場合は、下記画像のようにしてください。
後は、コピーした文字を変更すれば完成です。
ちなみに二個目以降は、コピーして階段状にしても同じようにできます。
書き出し保存する前に、CapCutのロゴ動画を削除してフレームレートを60に変更しましょう。
一秒間の動画が何枚の画像で構成されているかを示す単位のことです。
簡単に言うと、60フレームなら一秒間に60枚の画像が切り替わる感じです。
数値が高くなるほど動きが滑らかになります。
例えるなら、同じシーンを30枚で構成したパラパラ漫画と60枚で構成したパラパラ漫画では、60枚の方が描写が多い分滑らかに見えるということです。
※フレームレートを上げると容量も大きくなるので注意してください。
エンドロールの速度を更に遅くする方法
アニメーションのスクロール(右)では、低速にしてもそこそこ速いです。
そこで更に速度を遅くする方法を解説します。
作成したエンドロールを一度書き出し保存します。
保存出来たら最初と同じように『新しいプロジェクト→動画をストック』から黒背景を選択して追加します。
次に『オーバーレイ→はめ込み合成を追加』で作成したエンドロールを読み込みます。
追加出来たら二本指で拡大して画面に合わせ左下にある『速度』を押します。
『通常』の方を選択して一倍速以下に調整します。
調整が終わったら右下のチェックマークを押します。
これでスクロールする速度を更に遅くすることができます。
速度変更のことを詳しく知りたい方は下記参考記事をご覧ください。
エンドロール内に動画を追加する方法
- 『新しいプロジェクト→動画をストック』から黒背景を選択して追加する
- 作成したエンドロールを『オーバーレイ→はめ込み合成を追加』で読み込む
- エンドロール内に入れたい動画を再度『オーバーレイ→はめ込み合成を追加』で読み込む
読み込んだら動画を選択してサイズを調整し好きな場所に移動します。
後は、エンドロールを選択して横に移動してあげれば完成です。
エンドロールが動画の上に表示されてしまう場合の対処法
エンドロールが動画の上に表示されてしまう場合は『レイヤー』を使って順番を変更しましょう。
エンドロールを選択して下のメニューからレイヤーを押します。
上に表示されている場合は『2』以降に設定されているので『1』を選択してください。
レイヤーは『層』や『階層』のことを指します。
1が一番下に表示され数字が大きくなるほど上に表示されていきます。
例えるなら、紙の上に紙を置くと下の紙が見えなくなる感じです。
エンドロールを動画内に追加する方法
エンドロール内に動画を追加する方法と同じ手順でエンドロールと動画を追加します。
動画とエンドロールを拡大して画面に合わせます。
次に、エンドロールを選択してレイヤーを押し『2』を選択します。
チェックマークを押したら画面にエンドロールのみが表示されるようになります。
次に、エンドロールを選択したまま下のメニューにある『リミックス』を押します。
※リミックスがブレンドという名称に変更されましたが、やり方は同じです。
比較(明)を選択して右下にあるチェックマークを押します。
これでエンドロールの黒背景が透過して文字のみが動画内に追加されます。
以上がエンドロールの作り方でした。
背景透過の仕方が知りたい方は下記参考記事をご覧ください。
他にもキーフレームを使ったやり方などもありますが、普通にエンドロールを作成するならこのやり方で十分だと思います。
キーフレームは少し使い方が難しいのでここでは解説しません。
キーフレームの使い方が知りたい方は下記参考記事をご覧ください。